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Web合併処理メリット

アイ・シー・エス通商 株式会社 営業部

 

 

  • 会社マスターを部門や支店として運用している場合

現状の問題点は何か

 

注釈)合併処理とは連結合併のことではありません

 

・部門間取引きを、本支店仕訳で処理するため、マスター別に入力が必要になりデータが2倍の入力になる。

それに従い仕訳伝票も2倍になる。

 

・全社の試算表を出すには、合併マスターに仕訳の抽出転記が必要になる。

 

・合併元、合併先の選定と、月次処理で月次を合わせるという処理が必要になる。

 

・最後はオラクル投入を各マスター分行う必要がある。

 

・仕訳の追加修正や月次を間違えて転記してしまう、手順を誤り数字がおかしくなる事もある。

その場合合併処理はやり直しになり、各マスターから各々抽出転記処理を行いオラクル投入まで完結させる。

 

・各マスターの情報は即時に合併マスターには反映されず、シュミレーション的に利用するのが難しい。

 

・繰越利益をマスター別に修正が必要になる。(配当などの利益処分)

 

・消費税一括振替がマスター別に処理が必要になる。

 

・合併処理(抽出転記処理)をしないと合算した資料が出てこない。(各マスターのデータは即反映されない)

 

 

現在の合併処理は、これらの工数のかかる作業を月次または定期的に行っているかと思います、処理手順が合っているときは良いのですが、誤った事をすると更にやりなおす工数も発生する可能性が高くなります。

 

 

 

 

複数マスターを利用するメリット&デメリット

(簡易合併先のマスターで全社マスターを管理する方法)(複数マスター利用例)

 

★メリット

 

・部門コードをすでに何かの用途で利用している場合、会社マスターで支店営業所などで利用が可能。

 

・合併マスターの数字把握も支店営業所等の数字把握も即可能となる。(合併マスターへ転記する作業はない)

例)001本社・002名古屋支店・003大阪支店・999全社合併マスター の場合

合併マスターの設定画面で 001+002+003を自動的に999に数字を反映させる(仕訳データのみ)

 

・合併処理や月次処理、会社選択(合併元、合併先の選定)をする必要がない。

 

・Web一本化の為、超財務システムが無くなりオラクルへ投入といった処理もなくなる

 

・仕訳の追加修正しても、即合併マスターへ自動的に数字が反映される、合併処理自体の作業がないので処理手順を誤ることはない、

 

・Web合併処理を選択すると自動的に合併された資料が作成できる。

仕訳データのみを足し込むので、損失と利益が両方計上されることはない。

 

★デメリット

 

・部門間取引きを、本支店仕訳で処理するため、マスター別に入力が必要になりデータが2倍の入力になる。

それに従い仕訳伝票も2倍になる。

 

・消費税一括振替が各マスターごとに処理が必要になる。

 

・繰越利益をマスター別に修正が必要になる。(配当などの利益処分)

 

・科目枝番部門Pro等の登録は各マスター分行う必要がある、参照制約も同様に行う各マスター分行う。

 

・システムメンテナンス作業が発生した場合、各マスターにそれぞれ行う場合も出てくる。

 

・マスター管理は慎重に行う必要がある(科目枝番部門の追加や整備時、複数マスターがある為)

 

 

 

単独マスターを利用するメリット&デメリット

(仕訳行に部門コードやProコードを入力する方法)

★メリット

 

・部門間の取引きは、貸借科目に部門コードを入力すれば良いので1仕訳で処理ができる。

個人ごとに定型仕訳登録で部門コードを登録しておけば入力の工数もかからない。

 

・部門間の取引きの場合、複数マスター間の取引きに比べ仕訳件数が半分になることが想定される。

 

・消費税一括振替は一回で済む

 

・科目枝番部門等の追加は一回で済む

 

・システムメンテナンス作業はひとつのマスターのみで良い。

 

・マスター管理がしやすい(各マスターの科目や枝番、部門 追加や整備時)

 

★デメリット

 

・部門コードの入力間違いのチェックが負担になる。

(定型仕訳登録やコピー入力やCSV入力ではあらかじめ部門コードがあるので利用できる)

 

・各自の入力の手間が増える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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